まず最初の検査で、左右に見えるはずの血管の
片側が写っていない事がわかりました。
この時の見解では
左大脳動脈(画像では逆に写っています)が詰まり、すでに死んでしまっている。
本来であれば、左大脳の細胞に血液がまわらず
言語障害、下半身不随等の症状が出るところ
右側の大脳動脈が高血圧も手伝って左右の脳に必要な血流を送り込んだ事で
脳細胞に一切の異常が出なかった珍しいパターンである。
ただし、死んでしまった左大脳動脈が復活する事はない。
というもので、血圧が130を切ると血流が不足してしまうため
血圧を下げすぎるわけにも行かないという状況でした。
この状況では、左脳に血液が行かないリスクは残ったままであり
失われた左大脳動脈は2度と復活しないという絶望感であふれる事となります。